エアコン工事の相場や注意点


追加費用で儲けようとする業者に注意です。

 

エアコン工事は
基本工事と付帯工事(追加工事)があります。

エアコンは引越しというよりは「工事」の要素が強いので、追加費用の料金を明確にしてくれる業者さんが良い業者さんといえます。

現場仕事だから「やってみないと」わからないって業者はやめたほうがいいと思います。


追加費用が考えられるシチュエーションは、100も200もあるわけではないので、それぞれの項目についていくらなのか、最初から明確にしてくれる業者さんを選んでください。 それを明確にしていない業者は悪意はないにしても、この情報化社会においては「うさんくささ」はぬぐえません。

特に最近は
価格.comなどで格安のエアコン本体だけを購入し、工事会社が無く困るというケースや、引越しは自分でやってエアコン工事だけ頼もうとしている方のトラブルが目立ちます。

 

まったく工事会社を知らないという方のために、参考の工事会社を紹介しておきます↓↓↓



 

 

エアコン工事6つの注意点

 

1.室外機の位置

 

現在の場所と新居での設置場所について。

ベランダに置いてあるのか
一軒家だと屋根に金具で設置してあるのか、マンションでも金具で吊り下げているなどケースにより費用は変わります。

ハイツなどでも部屋は201号だが室外機は屋上設置している場合などもたまにあります。室外機がどこにあって、どこに設置するのか?

あまりにも知らない知らないだと、工事会社さんも答えようがないので注意してください。

 

室外機ポイント


室外機の位置を調べて、その場合いくらかかるのか確認ください。室外機の設置場所や現在の位置がわからない場合は、ケース別の取り外し費用の一覧をくれる会社を選んでください。

★目安

据え置きは無料
2段に重ねるなどの場合は意外と高額(あぶないので)
屋根置きや吊るなど15,000円~

 

2.配管の延長

配管の長さは室外機の設置場所に左右されます。

基本は今のものを使いまわしますが、新居で室外機の設置場所によっては大きく足りない場合があります。

配管は継ぎ足せない場合が多いので
6mなら6mが新品の配管になります。エアコン本体が100vなのか200vなのかで配管の太さが違いまして、それにもよりますがだいたい1mあたり2,000~3,000円前後はかかりますので十分確認しましょう!

(エアコン本体が100vか200vかは、本体か室外機のシールに記載あります、200vの配管の方が太く若干高いです)

 

配管ポイント


配管交換の場合の1mあたりの費用を確認ください。

★目安

2分3分(にぶさんぶ)タイプ2,000円/1mあたり
2分4分(にぶよんぶ)タイプ3,000円/1mあたり

 


3.100vと200v

 

エアコンは100vと200vタイプがありコンセントも違います。

大きいタイプのエアコンは200vが多いです。賃貸マンションですと、あまり200vのコンセントが設置されていないので、もともと入居したときにコンセント工事をしなかったか、確認ください。

していたら戻す工事が必要です。新居でもいえることです。

 

コンセント交換ポイント

★目安

100vと200vの電圧切り替え1,500円~
ブレーカー交換3,000円~

4.穴あけ(コア抜き)

 

配管を通す為の穴は壁に空いているでしょうか?

新築の場合は空いてないことも多いですし、マンションでもエアコンを設置したい場所によってはコア抜きが必要になる場合があります。新居の下見の際にエアコンの配管を通す位置を確認しておきましょう

 

コア抜きポイント

★目安

コア抜きしたい壁の材質がポイント
木造及びモルタルは無料
サイディングは無料~3,000円
タイル・コンクリート10,000円~

※サイディングでもセキスイなどの窯業系のものは別途費用がかかる場合が多いです。

 

5.真空引き

 

真空引きはメーカーが推奨している取付時の標準作業です。

専用機具で配管の中を真空状態にしてから接続作業します。

余分な水分などがコンプレッサーに循環するのを防ぎ、本体の動き・寿命を安定させる効果が望めます。行わない業者もあるようですが、メーカー推奨なのでやらない業者はやめたほうがいいでしょう。

 

 

真空引きポイント

★目安

当然無料です。
有料っていう業者さんはやめたほうがいいです。「有料ならいらない」って言ったお客さんに対してはやらないのか?って話になってきます。ちょっと変です。

 

5.自分でエアコン工事?

 

真空引きの作業などもあるので、やり方を調べている時点でやめたほうが無難だと思います。

 

 

まとめ

 

基本料金が安くても追加費用が高額なケースが目立ちます。追加費用が発生しそうなポイントをお客様が把握しておく必要があります。そしてその費用を把握することが賢いコツといえます。