プロバイダーから考える
引越しの際に
ネット環境の見直しされる方は非常に多くいらっしゃいます。
光回線・光コラボのプロバイダー選びは大切です。ですが光コラボを検討する前にプロバイダーの比較を。
プロバイダーの違いによる光回線の回線速度差はあるのか?
あります。
光回線自体はNTTなので「光回線自体の速度差」はないのですが、どこのプロバイダーを使うかで回線速度差というのは発生します。
プロバイダー事業者は
NTT光回線への接続業務を行っています
(OCNや@nifty、ぷらら、ビッグローブさんなどのことです)
★車(道路)に例えると
NTT光回線=高速道路
プロバイダー=高速道路までの下道
各プロバイダーの規模や設備状況、
そのプロバイダーの会員数など、どこのプロバイダーを使うかで速度差が生じてしまいます。
この話の問題点は
プロバイダーが自社の設備環境規模や会員数、サーバのスペックなどを一切公表しなくていいことになっており、それが原因で混乱を招いています。
あのプロバイダー事業者は 会員数が多く、混み合っているからダメだとか、あの会社は規模が小さいからダメだとか、憶測や推測での情報が飛び交っている現状があります。
NTTを始め
各機関・各プロバイダーが情報を公開しない以上は、いつまでたってもこの状況は続くと思われます。
つまり
プロバイダー選びについて言えることは
プロバイダーによる回線速度の差はあるのですが、それはどこのプロバイダーが速い、どこのプロバイダーが遅いということではなく
申し込みが多いプロバイダーは 回線が混みあって速度低下の可能性が➡ ある |
しかし、申し込みが多いロバイダーは大手の場合が多いので迅速な復旧作業に努める可能性が➡ 高い |
申し込み者が少ないと思われるプロバイダーは、たしかにねらい目かもしれないが、 いざ回線が混み合うと復旧に時間がかかる可能性が➡ ある |
こういう状態です。
これ以上のことは情報が公開されていない以上、いくらネット検索しても答えにはたどり着けません。どこどこが速い遅いに言及しているサイトがあればそれは誇大表現だとおもいます。
事実関係だけまとめておきますので参考にしてください。
光コラボ比較はこちら
OCN
NTTコミュニケーションズ(株)が運営。
資本金2,117億円。NTTの子会社です。光回線契約者数はぶっちぎりの王者です。
Plala
(株)NTTぷららが運営。
資本金123億円。NTTコミュニケーションズグループの傘下企業です。
BBexcite
エキサイト(株)が運営。
資本金32億円。伊藤忠商事の子会社です。JASDAQ上場企業。
BIGLOBE
ビッグローブ(株)が運営。
資本金103億円。NECグループからの独立会社です。
日本電気を筆頭株主に住友商事・三井住友銀行などが株主です。
光回線契約者数はヤフーBBと2位3位争いといったところでしょうか。
@nifty
ニフティ(株)が運営。
資本金37億円。日商岩井と富士通の折半出資であるエヌアイエフが母体。
現在は富士通の完全子会社です。業界では老舗の会社です。
Yahoo!BB
ソフトバンクグループ(株)が運営。
資本金2,387億円。ソフトバンクです。
So-net
ソニーネットワークコミュニケーションズ(株)が運営。
資本金79億円。ソニーの出資会社です。
eo
(株)ケイ・オプティコムが運営。
資本金330億円。関西電力系列です。
au(KDDI)と業務提携していますが、プロバイダー事業としてはeo光を選択した場合のみの事業です。
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