関西が中心の敷引き
関東では保証金(預り金)と礼金 というシステムなのでわかりやすいですが、東海、関西以西方面では敷引きというちょっとわかりにくいシステムがあります。
敷引きというシステム(項目)が正しいのかどうかの議論は、今回は横へ。
入居時に設定した
敷引きの設定金額はキレイに部屋を使ってもかならず引かれる金額です。故意や注意不足で汚した個所・傷つけた場所を修繕するための費用ではありませんので注意ください。
どんなキレイに使用しても最低限の費用として引かれます( ゚Д゚)
★つまり下記のような場合は、「敷引きの金額」以外に別途費用を取られます。
ペットが柱を傷つけた。
たばこでクロスを汚した。
フローリングを傷つけた。
ふすま・障子の破れ・ガラスの破損など。
これは
敷引きの設定金額以外に、さらに追加費用が発生しますので、認識の違いにご注意ください。
関東でいうところの礼金
関西が損をしているわけではなくて関東では
入居時に礼金としてまとまったお金を渡します。 敷金○○万円・礼金△△万円という感じです。
礼金はもちろん帰ってこないです。故意過失の修繕箇所がある場合、敷金より相殺されます。
関西の
敷金から引かれる敷引き費用は、礼金にあたるものと思ってください。もうあげたものです。なので故意過失で修理が必要な場所がある場合は、さらに引かれるという感じになります。
礼金のほうが「言い方」はスマートですね(^^)/ なんとなく損した気分にさせられる敷引きです(笑)
ただ昔むかしの契約で、法外な敷金設定をしているケースがあります。それは現在では違法行為とされる場合があります。昔の契約は注意が必要です。あまりネットの情報はあてにせず、しかるべきところできちんと相談してみる案件だとおもいます。